[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック



【スイス民間防衛】




「日本は東洋のスイスたれ!」・・・これは第二次世界大戦後に日本へ進駐してきた連合軍司令ダグラス・マッカーサーの掲げた言葉です。(正確には「日本は太平洋のスイスになるべきである」です)この言葉は戦後にスローガンとして多用され、今でも見かける事があります。明治初期にも、自由民権運動家が「理想の国家はスイス」と言っていた時期もありました。
ではスイスとは、永世中立国とはどのような国家なのか、よく分かる本を見てみましょう。スイス政府が自国民に配っている冊子で、日本では原書房が30年以上前から日本語に翻訳して出版しています。





『民間防衛』(編著:スイス政府 訳:原書房編集部 出版:原書房)新装版第15刷から

●233ページ「不意を打たれぬようにしよう」より
 スイスは、征服の野心をいささかも抱いていない。何国をも攻撃しようとは思ってはいない。望んでいるのは、平和である。

 しかしながら、世界の現状では、平和を守り続けるためには、また、他に対する奉仕をしながら現在の状態を維持するためには、軍隊によって自国の安全を確保するほかないと、スイスは信ずる。

         





敵が攻めてきたら徹底的に抵抗し、味方に裏切り者が出れば容赦無く処刑する・・・それが永世中立国スイス。それどころか平時の間から、いや平時だからこそ敵は軍事以外にもあらゆる手段を使って攻撃してくる事を『民間防衛』で国民に警告しています。マスコミ、文化、大衆心理、思想、宗教・・・これらの手段を使って敵は浸透を図って来る。スイス政府はこの本で、「武器を捨てよう、軍隊を無くそう」と訴える人々をこう切り捨てました。


「暴くべき敵の欺瞞行為」
「われわれは、にせ平和主義者たちが武装するのをやめないでいることを確認している」


確かに・・・そう書いてあるのです。

そしてスイス政府はわざわざ、
「核武装反対 それはスイスにふさわしくない」という主張を“美しい仮面を被った誘惑の言葉”“敵による欺瞞行為”“にせ平和主義者”と非難しているのですが、これは何故かと言うと・・・スイスは、核武装を計画していた事もあるからです。


スイス核武装計画
 JNC(Japan Nuclear Cycle;日本核燃料サイクル開発機構)のHPより




戻る